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島根県のハードコアパンクバンド、ヤンキー少女、改めSOFT、改めストーナーロックバンドPOSTOVOIのボーカルjunkieの公式ブログ!!!
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2008年のJリーグの総括、つづき。

みっつめ。
昨季終盤、東京ヴェルディ1969のフロントは11選手の解雇を発表した。チームが残留レースの只中で死線をさまよっているというのに、だ。放出リストに入っていた福西は引退を決意した。元日本代表でつい2年前にはワールドカップのピッチに立ってプレーしていた選手が、である。
オフ突入後にはJ2の岐阜と徳島が15選手の大量解雇。「フクアリの奇跡」で劇的な残留を決めた千葉からはその残留を決定づけたPKを決めたレイナウドを解雇し、まだ20代になったばかりという若い選手3人が引退した。
このことは、何を意味しているのか?


ベルギーの平凡な選手に過ぎなかったジャン・マルク・ボスマンの訴訟が端緒となってEU諸国においては契約満了後の移籍に際しその選手を保有するクラブは移籍金を要求することができなくなった。FIFAがその判決を追認したためにこれがサッカー人事のワールド・スタンダードとなった。いわゆるボスマン・ルールだ。
このルールによって特をしたステークホルダーは選手と金満クラブだ。才能のある選手はより厚遇が望めるクラブ、大金を用意できるクラブへと次々と移籍していった。その反面で経営体力がなく契約更改で年俸を上げることができないクラブは優秀な選手の流出を引き止める術をなくし「下位クラブ」に定着し、下位から成績をのばせなくなると人気は低迷し総体的に経営規模を縮小せざるを得なくなる。
するとそのクラブは年々漸減していく予算の中でクラブを維持していくために人員整理をはじめる。SDから評価されなくなった選手は容赦なく切り捨てられていく。

「移籍係数ルール」というローカル・ルールでプロビンチャを保護してきたJリーグも2011年の導入を目指し遂にボスマン・ルールを採択する方向へ向かっている。しかし、反対署名運動まで惹起した秋春制導入とは反対に、このことを歓迎する向きが思いの他多い。「才能のある優れた選手により多い年俸が支払われることは正当だ」、という意見、または「クラブ間の実力差がより乖離することで、Jのビッグクラブがいまよりも予算規模を拡張することができる」という意見。確かに、サラリー・キャップ制で年俸の高騰を抑えるオーストラリアのAリーグのクラブを見ると、ボスマン・ルール施行によって選手間とクラブ間の競争原理を煽ってビッグクラブにより良い財を集中させたほうがJリーグの発展に寄与する、ということは言える。

しかし、それは前世紀的な価値観にしばられた偏屈な視点だとは言えないだろうか?

バラク・フセイン・オバマが遂に革命的な大統領令を発布した。カザーン・ユダヤ系のイスラエル・ロビイストたちを徹底的に排除しはじめたのだ。401Kと国財のバーゲンセールを強行し自己責任論を世界に撒き散らした「強欲で無責任な人間」の一大勢力、「マノ・ネグラ」でペンタゴンとCIAと密約関係にありアメリカ経済の中枢に佇立していたユダヤ人たちと遂に訣別しはじめた。
いま、アメリカ型新自由主義の時代はほんとうに終わりつつある。気付いていないのは日本人だけだ。


現実的に、いまのJリーグの全体のレベルを勘案してみると、セグメント化を煽って一部のビッグクラブ、ビリオネア、大金持ち、「勝ち組」を優遇したところで、それは井戸の中のアマガエルでしかない。リーグ全体の財の総計と周縁の経済効果を考慮しても、例えばスコティッシュ・プレミア・リーグのオールド・ファームとG14の対比のような悲惨な末路をたどることが、ないとは言えない。Jリーグ全体のクラブの経営体力をボトムアップしてリーグのレベルを少しでも欧州に漸近させたほうが、時間はかかるかもしれないが長期的にはもっとも有効なアプローチであるはず。そういう発想が皆さんにはないのだろうか?

例えば、どうせ巨人が勝つとわかっている試合を好き好んで観るのは生粋の巨人ファンだけだろう。新規の顧客がつかない。あからさまなスターシステムでライトユーザーを多く取り込めるという目算は成り立っても、コアユーザーが離れてしまうのでそれで一度スターシステムが自壊するとプラント全体で大損する。「勝てば官軍」でジーコ采配を擁護してきたマスコミは、日本代表がドイツで惨敗したあと手のひらを返した。アジアカップのクオリファイとはいえ、バーレーン戦が生中継されなかったばかりかテレビ放映すらされなかった事実を日本のサッカーファンは臥薪嘗胆の念で肝銘せよ!

昨季ならば大分にも優勝の可能性はあったし、FC東京にも川崎にもあった。今季の台風の目は山形、新潟、そしてペトロビッチの「芸術作品」・サンフレッチェ広島だ。下克上が起こって地方の小クラブが躍進すると、そこのローカル・エリアで新規の顧客がつくだろう。それもライトユーザーではなく、昵懇の間柄になってくれるサポーター、だ。そのムーブメントが全国規模で継起すれば、Jリーグはもっともっと盛り上がるはず。


最後に、「Jリーグを襲うオイル・ダラー」について。
ガンバ大阪は過去に2人、優秀なブラジル人FWを中東のリーグに強奪されている。マグノ・アウベスとバレーだ。浦和レッズならエメルソンという例もある。なぜ彼らがJを離れたのかというと、オイル・ダラーで潤う石油王たちは「御前試合」のために金に糸目をつけないからだ。例えば欧州なら、マンチェスター・シティのオーナーである「ドバイの石油王」シャイフ・マンスール・アル・ナーヤンはセレソンのカカーを獲得するために180億円を準備した(この交渉は決裂したが)。さて、金に一度瞠目してしまい、プロフェッショナルとしての研鑽と鍛錬を忘れてしまった選手は、どうなるか?

「バレー、Jader Volnei Spindlerはあれからどうしたのか?」
2ちゃんねるのJリーグ板でささやかれたその質問に対してひとつのyoutube動画がレスされた。バレーがカタール・リーグでプレーし、ゴールを決めている動画だ。しかし、そこに映っていたバレーの顔は・・・。

簡単にものが在って
簡単に手に入らない
手に入ったところで
おまえのものにはなりえない
 

新自由主義者たちはあのバレーの表情を見て、何と言い返すのだろうか?


では、2008年のJ1のMVPと最優秀チーム、最優秀監督を発表しよう。
MVPは巻誠一郎。ACLで獅子奮迅の大活躍をした「日本のロシツキー」遠藤保仁、そして神戸の快速ストライカー・レアンドロと迷ったが、最終節の奇跡と男泣きで満場一致で巻。
最優秀チームはガンバ大阪だろう。やっぱり。J2も含めるならペトロビッチの広島のほうが好きだが。
最優秀監督は、ドラガン・ストイコヴィッチ。西野さんとオリヴェイラさんで悩むが、やはり「万年中位」から一躍ダークホースとなり最終的にACL出場権を手に入れたのでピクシー。ヘッドコーチにズヴェズダからボシュコ・ジュロヴスキを招聘して二人三脚でハードワークを重視した堅実なポゼッション・フットボールを短期間で醸成し、Jリーグにまたひとつ欧州の香りを持ち込んだ功績は後年より評価されることとなるだろう。

2009シーズン、やはり美しいサッカーをするチームに優勝して欲しいから、個人的な贔屓チームはペトロビッチの広島。その次がガンバ、名古屋、鹿島かな。

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島根県のハードコアバンド、ヤンキー少女改め、SOFT、改め爽やかJ-POPデスメタルバンドPOSTOVOIのギター・ボーカルです。

バンドとは別にソロプロジェクトとして、チップチューン・デス・メタルを追求するF.O.D(Fuck or Die)をはじめました。MySpace

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