島根県のハードコアパンクバンド、ヤンキー少女、改めSOFT、改めストーナーロックバンドPOSTOVOIのボーカルjunkieの公式ブログ!!!
定期演奏会が終わりました。わたしはPOSTOVOIという4ピースバンドのギター・ボーカルとして出させて頂きました。そうですね。まずは何から話しましょうかね。
演奏に関してですが、わたしは、とっても良かったと思ってます。終わったあとITO O)))は不服そうでしたが、わたしはとっても良かったと思いました。ノレる、ノレないは重要な問題ですが、ああいう場で極限までテンションを上げられない、というのは、もう完っ全に個人の自覚の問題だと思います。ピッチに立つ前にメンタルをピークに持っていけないサッカー選手が良いプレーが出来ないのと同様に。そういう意味で、わたしはITO O)))の落胆には与しません。まあ、お互いがんばりましょう。
カンフル剤をくださった福田さんには感謝です。ありがとうございました。ほんとに。
まあ、でも、そんなこととは別に周囲のPOSTOVOI評というかジャンキー評には、何がしか冷たいものがあるようです。世間様はやっぱり、わたしたちのようなバンドに対しては、あまり寛容ではないようです。わたし、できるだけ客席で演奏を見るようにしていたのですが、少なくとも今回の客層は完全に、わたしたち向きではないと感じました。それをプレーでねじふせるのが理想なのですが、正直、あのひとたち、歩み寄る気もないんじゃないだろうか、とさえ思ってすごい悲しくなりました。少なくともBACK NUMBERさんに対する種類のレスポンスはPOSTOVOIでは皆無でした。どうすればいいんでしょうか。
ほんとうに、音楽って何でしょうか。わたしなんかはジャニーズとブラック・サバスって同じレヴェルですげえかっこいい音楽だと思ってますけど、たぶん、昨日のお客様とかは、そういう思想とは絶対に違う気がします。まあ、音楽の内容よりも装飾の方を重視して聴くやり方が悪いとはまったく思いませんが、でも、やっぱりそれは理想的な音楽とのふれあいではないような気がします。そういう人は、ミクシィで馴れ合いを作って閉鎖的に群れていれば、いいんじゃないでしょうか。いっそのことCDも聴かないで、ジャケットだけ飾ってバンドメンバーやライブハウスの人とじゃれ合ってれば、いいんじゃないでしょうか。
「それじゃいかんだろう」、と声を大にして言いたくて集まった連中がPOSTOVOIだとわたしは思っています。テクニックだけが能じゃないだろう、奇を衒うだけが能じゃないだろう、気取るだけが能じゃないだろう、口先の言葉を吐くだけが能じゃないだろう、安易な予定調和で終わるだけが能じゃないだろう。そういう思いを込めてPOSTOVOIをやってきたつもりでしたが、結果的に、何も伝わってなかった気がします。それはこっちの力量の問題なんですが。でも、なんかこう、もっと視野を広くしたほうが絶対に良い気がします。お客様、もっと、音楽を音楽として聴いたほうが、もっともっと楽しいと思います。だから、目くそ鼻くそのような島根のライブハウスに高い金を払うのもいいですけど、もっといっぱいいろんなCDを聴いて、世界を広げてみてもいいんじゃないでしょうか、ってわたしなんかは思ったりするんですが、偉い人にはそれがわからんのです。
とはいえ、演奏していたそのほかのバンド、すごい良かったと思います。ベスト・パフォーマンス賞はテディベアVだと思いますし、ベースの低音で頭蓋骨を揺らしてくれたのはBACK NUMBERでしたし、死ぬほどヘッドバングできたのは軽音オールスターズでした。とりあえず、皆様、おつかれさまでした。
あと、昨日は幹部の交代がありましたね。旧幹部にはまずは一年間おつかれさま、と言いたいですが、まあ、そういう予定調和だとクソもいいとこなので、客観的に批評するべきところは今後のためにもやっておいたほうがいいと思いますので、文句を書きます。
旧幹部のみなさま、退任のスピーチで一貫して「みんなおれたちのこと嫌ってたかもしれないけど、でもほんとはぼくたちがんばってたんです。影で」という主張をされていました。もっともだと思います。わたしはどちらかといえば批判派の人間でしたが、何かとK藤くんが走り回っている様子を伝え聞き、「大変だなあ」と思ったことが何度となくあります。ですが、結局それが下々に伝わってなかった、ということは事実です。対話の不足、独裁的な治世など、まあ、思い当たる節、いろいろあるかと思います。リーダーシップと言うか求心力、人身掌握力の不足などを棚に上げてる感じをビンビンにわたしは感じました。それは、あまり良くないことだと思います。それらの己の不明の解消に苦慮し、はじめて「歩み寄りに努力した」と言えるのだと思います。S倉くんがシーズンの終盤で「みんなから文句言われるのは承知のうえです」とかなんとか申し開きしてるのを見て、わたし、すごい悲しくなりました。そうじゃないだろうと。その文句のひとつひとつに対するレスポンスが、あなたたち、決定的に欠けてるだろうと。誰も自分が言いたいことだけ言ってるわけじゃないと思います。みんなこの部活のことをみんななりに考えて、それでクレームを出しているわけであって、そのひとつひとつを汲み取るにしろ否定するにしろ、真摯な対応はもっともっともっと出来たはずです。それだけがほんとに、この一年間、わたしは、まるで変わらなかったな、と思いました。これが普通の団体なら、「来年がんばって」で言いのですが、残念ながら我が学生サークルは一年交代制です。悲しいですが、旧幹部というチームはここで終わったわけです。次の一年を作っていく新幹部のみなさん、万事が快調というわけではないでしょうが、どうか、「部員あっての部活」という視座は、忘れないでいてほしいです。がんばってください。
わたしも、反省すべき点が多々あります。山内さんに、「みんな仲良くしてね」と言われました。もっとも難しい命題です。達成できたか、と言われたら、残念ながら首を横に振らざるを得ません。でも、長期的にみればみんな仲良くしたほうが良いに決まっているので、がんばろうと思います。
最後に、S倉くんが寄稿したパンフレットの序文、わたしは感動しました。「ROCKを以って、世界に掛けられたLOCKを解放しよう」。非常に素晴らしい文章だと思いました。これを読んで何かを感じない人間は、クソです。ゴミです。来年は4回生になってすっかり隠居の身ですが、お互い、この精神を後輩たちに啓蒙していけたら、すごい良いことだと思います。
来年の抱負は、そうですね、「軽薄なミーチャンハーチャンどもは容赦なく魔界へ。」これですね。音楽を自己保身の道具に使うことをやめるひとが増えれば、もっとこの部活のコンサート、良くなると思います。
まあ、来年もがんばりましょうや。
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