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島根県のハードコアパンクバンド、ヤンキー少女、改めSOFT、改めストーナーロックバンドPOSTOVOIのボーカルjunkieの公式ブログ!!!
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2008年のJ1の総括を書いていなかった。

昨季のJ1の梗概は主に3つあるだろう。ひとつに、浦和のスターシステムが自壊し、自滅したこと。ふたつめに、稀に見る大混戦。みっつめに、「J1クラブはオイル・ダラーとサブプライム・ショックとボスマン・ルールに対抗していけるのか?」、だ。
ガンバ大阪が圧倒的な攻撃サッカーでACLを優勝して遠藤がCWCでファン・デル・サル相手にコロコロPKを決めたという日本サッカー史に残る金字塔を打ち立てた年でもあったが、それが評価されるのはもっとあとになってからだろう。


ひとつめ。
浦和レッズは埼玉スタジアム2002を本拠とするJ1屈指のビッグクラブだ。どこがどう「ビッグ」かはデータを見ればわかる。親会社依存の経営体質とはいえ、経常利益が2007年度実績で80億円、そのうち入場料収益が2/3を占めるから広告収入の占有率が低い。これがどういうことかというと、親会社からのスポンサー・フィーの多寡に関わらず経営が安定していて、リスクヘッジが容易な経営団体だということ。こんな優良企業はセ・リーグにもいないだろう。

しかし、やってるサッカーの内容はしょうもない縦ポンだった。
Jリーグ勢のACL初優勝を標榜した2007年に招聘してきた監督が、よりにもよって人種差別主義者にしてつまらないサッカーを教える指導者の筆頭であるHolger Osieckで、大方の予想通り噴飯物のサッカーを見せた。ACLも何とか優勝したが内容はズタボロだった。そのせいで2連覇を狙ったJ1でも最終節に引き分けで優勝という状態で既に降格が決まっていた横浜FCに負けて鹿島にタイトルをかっさらわれた。
ACL連覇とJ1奪還優勝を肝銘して高原、梅崎、Edmilsonを節操もなく獲得する金満補強で臨んだ2008年も、いつもと変わらないつまらねぇサッカーで開幕2連敗した。そのとき山田暢久や永井や都築といった発言力の強い中堅選手たちが公然と監督批判し、チーム内の紛糾ぶりを露呈したが、選手たちのこの言動はキング三浦カズから批判された。
「選手が采配批判のような声を上げていたらしい。もちろん監督が決める戦術は大事だけれど、選手にもできることがあったはず。自分のプレーを振り返って、どこがいけなかったのか考えるのが先決だ。状況が悪いときこそ、矛先を自分に向けなければ。外に向けるとチームが壊れてしまう」 (@日本経済新聞コラム 「サッカー人として」)
 

フロントはOsieckを解任しコーチのGert Engelsを監督に繰り上げたが、選手の監督批判が収まらなかったばかりか、肝心のやってるサッカーも相変わらずクソおもしろくもねぇ縦ポンサッカーだった。第13節では宿敵・ガンバ大阪に2-3で負けたあとに都築が発狂しピッチ上が一触即発状態、客席でも緩衝地帯を乗り越えてガンバ・浦和の両サポーターが衝突し物理的な被害を出すなど、もはや浦和はJ1の「公害」と化していた。これは全国版のニュースでも報道され、世間のJ1に対するイメージを貶めた。当然、こんな状態でACLを勝ち抜けるはずもなく、準決勝敗退(そこで浦和を撃沈したのはまたしてもガンバ)。シーズン終わってみればJ1・ナビスコ・天皇杯・ACLを総て逃した。

浦和はなぜ自壊したか?理由は簡単である。「J1の盟主」という根拠のない偶像に陶酔し、現実を直視せず、長期的な強化スキームを持たない新自由主義的な金満補強をしたためにチームのバランスを維持・衡正することができなくなった。「世界の盟主」という根拠のない偶像に拘泥し、現実を直視せず、ゼロ成長時の福祉の確立という最低限のセーフティネットの構築を放棄した新自由主義的な国家運営をしたためにサブプライム・ショックの途端に経済が壊滅したどこかの超大国と同じである。前者はフロント・監督・選手・サポーターがバカだったこと、後者は国家元首・メディア・国民・同盟国(日本)がバカだったこと。それが総て。

浦和だけでなく、かつて名門と謳われていたクラブの凋落がより鮮明になったのも昨季の特徴。横浜Fマリノスは残留争いに巻き込まれ、磐田は入れ替え戦に回った。ともにかつて2連覇を成し遂げ、財政規模でも中堅以上の体力を持ったクラブが、である。磐田はまだ立ち直っていないが、横浜FMは早急に手を打って「育成型」のチームマネージメントを模索し出した。「金で獲る」を実践し、かつそれを成功に結び付けられるクラブは欧州でも少ない。フロントがサッカーを理解し今季よくチームの醸成を待つことができるクラブがやはり長期的には成功している(HoffenheimとかAston Villa)。


ふたつめ。
結果的には鹿島が順当に連覇を果たしたが、浦和・ガンバの両雄が失速し、名古屋・大分が健闘するという下克上状態で推移を読み辛いシーズンだった。でも、それは1ステージ制に移行してから毎年のことのような気もする。2005年にはガンバ大阪が10敗もしているのに優勝したし。

やはり昨季のチャートアクションの特徴は、降格ラインが引き上がったことだろう。

チャートアクションの基本即として、先ずブッチギリで負けまくって夏の終わり当たりで降格リーチになるクラブが出てくる。2007年なら横浜FC、2008年なら札幌。だいたい17位のチームもそれと似通った推移を見せ、全日程を終えた総勝ち点では18位と17位のクラブのポイントは僅差になっている、それが通例だったが、今季はブッチギリで残留レースから脱落したのが先ず千葉だったということ。

開幕11試合未勝利でブッチギリで最下位街道を驀進していたが、シーズン途中にCroatiaのJosip Kuzeを解任しLiverpool FCからRafael Benitezの懐刀Alex Millerの招聘に成功するという「大補強」で持ち直すと破竹の5連勝でポイントを稼ぎ「最下位損益分岐点」のデスレースに一応の決着を着け、入れ替え戦枠の16位に希望の光芒が差してきた。シーズン中盤でのことである。このとき、ガンバが大失速したことで残留争いに加わるべきはずの下位クラブにポイントを次々とプレゼントすることとなり、下位クラブ全体のポイント数が上昇するというスクランブルが発生する。思うに、これが昨季の下位大混戦の真因である。また、磐田、横浜FMの凋落によってクラブ同士が星を潰し合うグラウンド・ホッグズ状態が継起したことも更に降格ラインの引き上げを激成した。

さて、シーズン終盤、優勝レースは鹿島・名古屋・大分・川崎・FC東京に絞られ、どのクラブにも優勝の可能性が残されていたが、同時に残留レースでは札幌が早々に当確した以外は大宮・新潟・ヴェルディ・磐田・そして千葉の5チームに残り1つの自動降格枠に転落する可能性があった。奇跡が起きたのは最終節である。

最終節、17位の自動降格枠に転落する可能性があったのはヴェルディ、磐田、千葉。勝ち点はヴェルディと磐田が37で千葉が35だ。磐田とヴェルディは引き分ければ16位以上確定、千葉は絶対に勝たねばならなかった。しかも勝ってもヴェルディと磐田が他会場で勝てばそれでも自動降格だ。
千葉の相手は2009年のACL出場権を得るためにも勝利に対するモチベーションを捨てていないFC東京だった。ホームのフクダ電子アリーナは満員のサポーターで黄色に染まり、必勝態勢で臨んだが、前半終了間際に失点、後半開始早々にも長友に豪快なミドルを決められ、0-2。残留には最低3点獲らねばならない。しかし、もう時間がない。
そのとき・・・。
これはもう言葉では言い尽くせない。
http://www.youtube.com/watch?v=vZ_vQ_u8VcU
続きは稿を改めて書く。
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島根県のハードコアバンド、ヤンキー少女改め、SOFT、改め爽やかJ-POPデスメタルバンドPOSTOVOIのギター・ボーカルです。

バンドとは別にソロプロジェクトとして、チップチューン・デス・メタルを追求するF.O.D(Fuck or Die)をはじめました。MySpace

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