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島根県のハードコアパンクバンド、ヤンキー少女、改めSOFT、改めストーナーロックバンドPOSTOVOIのボーカルjunkieの公式ブログ!!!
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EURO2008もいよいよ佳境であります。
個人的には無敵艦隊(笑)が44年ぶりのビッグタイトルに向けてがんばっているので、元気が出るというものですよ。ビジャは大好きな選手だしセスクもイニエスタもシャビも大好き。カシージャスも大好き。無敵艦隊(笑)がなぜビッグトーナメントで弱いかは直近100年くらいのイベリア半島の歴史を調べてみればわかるはず。でも、今回はスペイン国民はみんな喜んでいるそうです。バスクやカタルーニャもいっしょになって赤と黄色の旗を振っているとしたら、それはほんとうに素晴らしいことだ。時には人殺しにまで飛び火する欧州のデルビーの伝統が日本にも必要だ、なんて言ってるやつらは全員死ねばいいんだ。「わたしは民族と民族の壁をフットボールで消せないかと考えている(ドラガン・ストイコビッチ)」。こういうことがあるからサッカーはすばらしい。

EURO2008のここまでのまとめ。
わたしの本命チェコは1勝2敗でセカンドラウンドに進出することはできなかった。ファーティヒ・テリム監督はトルコがドイツのプレーオフでスイスの軍門に下り、しかもあの禍根を残すこととなった屈辱的な敗戦のあと、怒りの形相で「わたしが再びトルコサッカーに栄光の日々をよみがえらせてみせる」と言っていたことをわたしは記憶している。その後ギリシャの後塵を拝すかたちながらEUROを迎えたトルコは、けっして下馬評の高いチームではなかった。ポルトガルに敗れたあとに迎えた二戦目の相手は因縁のスイス、しかしロスタイムで2年前の雪辱を果たし、3戦目では通過を争うチェコとの直接対決、2点ビハインドを最後の最後で逆転してのミラクルで2位に滑り込んだ。堅牢なオートマティズムを武器に手堅いサッカーをして勝ち上がったクロアチアとのクオーターファイナル、リュシュトゥの飛び出した無人のゴールにクラスニッチが押し込むも今度はリュシュトゥからのフィードをシュントゥルクがボレーで押し込む。実に試合終了までの1分間における出来事である。サッカーの神の無慈悲に落胆したヴァトレニにはもうPK戦を戦う気力は残っていなかった。モドリッチが外す、スルナは決める、しかし、ラキティッチが外す。最後はリュシュトゥが弾いた。かくしてベスト4に進出したトルコの相手はドイツだった。ドイツはそのまえのクオーターファイナルでデコとクリスチアーノ・ロナウドを擁する優勝候補筆頭のポルトガルを見事に退け、大会を通して復調したシュバインシュタイガーとともにモチベーションが上がっていた。木村元彦・著の「蹴る群れ」では、ドイツにはトルコ系移民が数多く住んでいる、と書いてあった。トルコが2年前のワールドカップに出ていたなら、「ドイツトルコ人」たちがあのトルコサッカーが世界に誇る悪名高き酔狂なデルビーのテンションそのままに精一杯のチャントとネガティヴ・キャンペーンを以ってトルコ代表を応援していただろう、と。ドイツ中がドイツの勝利を信じて疑わない中、トルコ系移民たちはどのような心境でこの試合を観ていたのだろうか。結果、2-3でトルコの夢はバーゼルの地で終わった。しかし、トルコ代表は我々にサッカーとは何であるかを教え、丸いボールの力学以上のものがそこに存在するかもしれない、という希望の火をもう一度灯す手伝いをしてくれた。
グループCではルーマニアvs.イタリアのムトゥのゴールに感動した。そのあとのPKをムトゥが決めていれば恐らくルーマニアが2位通過だった。ラドイにタマシュにコントラ、そしてロボント、これが東欧サッカーだった。フランスは将軍の亡霊の影から未だ逃れられないことをはからずも示すこととなった。グループDではギリシャが何も果たせないまま散った。現代的なサッカーをするロシアに0-2と敗れたとき、レーハーゲルは「ロシアはとてつもなく速いチームだった」とだけ遺して帰国の途につくこととなった。ギリシャは、そしてレーハーゲルはここで終わってしまうのか?いや、そうではないはずだ。


クオーターファイナルでもっとも楽しかった試合はロシアvs.オランダだ。
初戦、スペインに1-4と完敗したロシアだったが、サスペンデッドの解けたアルシャビンを中心としたチームは稀代のモチベーター、ヒディンクの手で鮮やかに復活する。
一方のオランダはファン・ニステルローイのワントップにスナイデルとカイトのウィングとファン・デル・ファールトのシャドーが絡む4人のアタッカー・システムがイタリアとフランスを蹂躙し、圧倒的なアタッキング・フットボールを見せつけていた。特にフランス戦では凄まじいスピード・サッカーが炸裂したが、その影で攻撃がセットプレーとカウンター中心であり中盤でのビルドアップが見られないことは懸念材料だった。今大会のオランイェで特筆すべきはマタイセン、オーイエール、ファン・ブロンクホルスト、ブラルーズの4バックによる最終ラインからの徹底した遅攻である。ここから正確なロングパスを中心にスピードとテクニックのあるウィングを走らせるやり方は現代的ではあったが、それがクライフイズムの正嫡であるかどうかは疑問であった。
試合はまずオランダの支配ではじまった。しかし、ヒディンクは4バックからの長いパスによるサイドアタックでオランダの攻撃がはじまり、そしてそれ以外のバリエーションがほとんど見られないことを知っていたので、ロシアの両サイドをなかなか上げなかった。前半はオランダのペースで、ときおりロシアがボールをもっても少ないタッチで攻撃が終わってしまったが、それでもロシアが衆目をうならせたのはそのサインプレーの芸術的なまでの完成度である。サイドで3人の選手が絡むワンツー突破は恐るべきスピードと頭脳的な意外性を秘めていた。ここが個人技に頼るオランダのサイドアタックと一戦を画していた点だった。
後半に入り、危険人物アルシャビンが爆発する。優れたプレースキックを持つ左サイドのジルコフとアルシャビンが中心となって徐々にボールを保持しビルドアップしていくロシアは、素晴らしいミニマルタッチの素早いパスサッカーを展開し、確実にオランダのサイドを抉っていく。オランイェが徐々に体力を消耗していく中、アルシャビンのパスからセマクがクロスを上げるとパブリュチェンコが巧みにワンタッチで合わせ、そのトリッキーなシュートは「世界最高のゴールマン」ファン・デル・サールを手品のように振り切ってゴールに吸い込まれた。圧倒的なロシア支配に試合は変わりつつあった。それでも諦めないオランイェはスナイデルのボールキープから何とかセットプレーを得て、そこから同点弾を狙おうとしていた。それほどまでにオランダの体力は消耗されていた。しかし、このままロシアが逃げ切るかと思われた後半40分、スナイデルに危険な位置でフリーキックを与えたロシアはファン・ニステルローイの起死回生の同点ゴールを許してしまう。
延長戦、オランダが既にボールウォッチャーに近しいチームになっていたのに対して、ロシアは非常に元気だった。走力で相手を上回るこの優れた組織的なチームは流れるようなパスサッカーを見せていく。するとアルシャビンがしぶといボールキープからエンドラインすれすれの難しい角度で素晴らしいクロスを上げ、これにトルビンスキーがワンタッチで合わせロシアが勝ち越す。その後スローインからの長いスローを凄まじいスピードで
抜け出しフリーになったアルシャビンがキープしシュート、ディフェンダーに当たってコースが変わったボールはファン・デル・サールの横を通り過ぎてロシアの3点目が決まった。3-1。

「レーニンは勉強しろ、勉強しろ、勉強しろ、と言った。ならばわたしは選手にこう言おう。走れ、走れ、走れ」
現代サッカーにおいて走力が重要な要素となることを早くから知悉していたオシム監督の言葉だ。

ヒディンクの勝利?そんなバカな。
これは一生懸命走って、一生懸命攻めたチームの勝利なのだ。だからこそサッカーはすばらしいのだ。


今日のサッカーニュース:
ズヴェズダの監督にズデニェク・ゼーマン(チェコ人、イタリア国籍)が就任したお。
このひとは3度の飯より4-3-3が好きで、好きすぎて自分の公式サイトにデカデカと「4-3-3!!!」て書いてあるキチガイだお。
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自己紹介:
島根県のハードコアバンド、ヤンキー少女改め、SOFT、改め爽やかJ-POPデスメタルバンドPOSTOVOIのギター・ボーカルです。

バンドとは別にソロプロジェクトとして、チップチューン・デス・メタルを追求するF.O.D(Fuck or Die)をはじめました。MySpace

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