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島根県のハードコアパンクバンド、ヤンキー少女、改めSOFT、改めストーナーロックバンドPOSTOVOIのボーカルjunkieの公式ブログ!!!
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eddieboyd_cbhs.JPG


お久しぶりです。
最近(ここ1年くらい)ピーター・グリーンのニワカファンになって爾来、関連作品を地道に渉猟しているのですが、このたびようやくエディ・ボイドのアーリー・ワークを聴きました。エディ・ボイドとピーター・グリーンのコンビネーションは大きく分けてブルー・ホライズンから出たのとそうでないのとに大別されると思いますが、ブルー・ホライズンから出た音源を全部コンパイルして一網打尽に出来るコンピレーションがこの『The Complete Blue Horizon Sessions』です。
内容はというと、一言で言うととても良いです。極上です。
特筆すべきはとっくの昔に廃盤になっている『7936 South Rhodes』が全曲まとめて収録されていることですが、これがほんとに良いです。オーセンティックなブルーズ・マナーを遵守しつつも、当時の技術的なフロンティアとしてのレス・ポールの強烈なサステイン(ピーター・グリーンのトレード・マークですね)が自己主張し過ぎることなく同居していて、後年徐々にへヴィ・メタリックに進化していくフリートウッド・マックの壮絶なライヴ・パフォーマンスへの嚆矢とも解釈できるし、あるいはこれこそブリティッシュ・ブルーズそのものと言いきってもいいかもしれません。
ブルー・ホライズン社の閨閥(マイク・ヴァーノン一派)を中心としてピーター・グリーン、ジョン・マクヴィー、そしてダニー・カーワンの面々は本場の黒人ブルーズ・マンたちと次々と邂逅を果たし、多くのジャム・セッションをものしていきますが(詳しくは『Blues Jam in Chicago』のvolume oneとvolume twoを聴いてください。こちらも最高です)、そこで醸成されたブリティッシュ・ブルーズの概念は、結果的にへヴィ・メタルやハード・ロックとして後年呼号されることになるラウドな産業音楽のアーキタイプとなったのではないでしょうか。以前もブログで似たようなことを書きましたが、やはりどうもそんな気がします。

7639southrhodes.JPG

とにかくこのCDに収録されている『7936 South Rhodes』は、ピーター・グリーンのギター・ワークの中ではOtis Spannの『The Biggest Things Since Colossus』と双璧を成す白眉編です。レス・ポールをどうセッティングすればこのように甘美でかつ電撃のように鋭利なサステインを作ることが出来るのか、ほんとうに不思議です。
あと、ボーナストラックとして入っている「The Stroller」「No Place Like Home」という曲のギター・ワークも、クレジットでは"unknown"となっているし、一聴してみて明らかにピーター・グリーンのそれではないのですが、トイ・ピアノのような愛すべきチープさがあって良いです。



ところでピーター・グリーンとエディ・ボイドのコンビネーションでは『7639 South Rhodes』以外に『Eddie Boyd and His Blues Band featuring Peter Green』が有名ですが、個人的にはここでのパフォーマンスは、少なくともピーター・グリーン個人のそれに限って言うなら、あまり良くないと思います。へヴィ・メタリックな部分を伴わない、舶来文化の直訳段階としてのブリティッシュ・ブルーズの雰囲気が好きな人には良いかもしれないですが、ピーター・グリーンの電光火花が瞬くような卓抜したサステインを堪能したい人にはあまり薦めません。


とりあえず、ピーター・グリーンにメロメロです。まだぜんぜんニワカですが、これからもピーター・グリーン道を探求していきたいです。
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無題
はじめまして。
ランキングから来ました。

ピーターグリーンっていう名前は
聞いたことはあるのですが、
凄い熱のある文章だったので、
是非後で聞いています。

ではまた来ます。
こちらにも遊びに来てくださいね。
N.J.K. URL 2010/09/01(Wed)22:01:47 編集
無題
N.J.K.さん、はじめまして。

ピーター・グリーン道は果てしなく深く険しいです。しかしときに桃源郷のようでもあります。


「捨て曲DJ」のコーナーがおもしろかったのでつづけてください。
ジャンキー 2010/09/04(Sat)00:06:40 編集
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島根県のハードコアバンド、ヤンキー少女改め、SOFT、改め爽やかJ-POPデスメタルバンドPOSTOVOIのギター・ボーカルです。

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